​会長挨拶

第48回 日本熱傷学会総会・学術集会

The 48 th Annual Meeting of the Japan Society for Burn Injuries

With/After Coronaの熱傷診療〜

「Japanese Total Burn Care」を考える

第48回日本熱傷学会 総会・学術集会(The 48 Annual Meeting of the Japanese Society for Burn Injuries)を会長として担当致しますことは,小職ならびに慶應義塾大学医学部救急医学にとりまして,誠に名誉なことであります.
本学としましては,相川直樹先生が1996年(平成8年)5月に第22回総会・学術集会を東京都・明治記念館で,東北大学大学院にご栄転されました篠澤洋太郎先生が2006年(平成18年)5月に第32回総会・学術集会を宮城県・仙台市医師会館で開催されており,小職が16年ぶりに担当致すことになります.

一般社団法人 日本熱傷学会は1975年(昭和50年)に設立され,これまで47年の歴史を刻み,2024年には設立50年を迎えようとしています.本会は,熱傷診療及びその関連領域に関する最新の基礎的及び臨床的研究を推進し,それらの発表の場を提供することにより,この分野の知識の普及を目的としています.この半世紀の間に,熱傷用語集の発刊・改訂,専門医制度の開始,熱傷診療ガイドラインの公開・さらにはリハビリ・リエゾンなども含めた大きな改訂,熱傷入院患者レジストリー制度の開始など,本邦における熱傷診療に対して多角的な取り組みを行ってきたといえます.まさに,熱傷診療の世界的バイブルである「Total Burn Care」に肩を並べる「Japanese Total Burn Care」を構築してきたといえるでしょう.

さて,世界情勢は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより一変しました.2021年10月になっても,withコロナの状況は続いており,日本の首都東京は第5波到来による4度目の緊急事態宣言がようやく解除された状況でありますが,危機的状況は長期化しています.医療現場は,もちろん熱傷診療の現場においても,with Coronaを乗り越え,after Coronaのニューノーマル(新常態)はどのようなものになるかを模索している状況にあるといえます.一方で,変わらないもの,失ってはならないもの,大切にしてゆかねばならないものは,熱傷診療の中にもあると考えています.

このような気持ちを込めて,今回の総会・学術集会のテーマは,『With/After Coronaの熱傷診療〜「Japanese Total Burn Care」を考える』と致しました.
開催場所は東京都内を予定し,参加者が一同に顔を合わせられる場を提供したいと考えております.しかし,COVID-19の影響は少なからず残っていると考えておりますので,ハイブリッド開催(現地+オンライン)あるいはオンライン開催の可能性もありますことをご理解頂ければ幸いです.教室員一同で実りある総会開催に向けて準備を進めて参ります.この総会が本学会会員ならびに熱傷診療に興味を有する多くの方々に有意義な機会となりますことを切に希望致しております.多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.

2021年10月

第48回日本熱傷学会 総会・学術集会
会長  佐々木 淳一
(慶應義塾大学医学部救急医学)

慶應義塾大学医学部救急医学(事務局長/佐藤幸男)

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